消費税の構造変化を考える
いよいよ10%になるようだが、現下の消費税問題の本質は、低所得者も富裕層も同じ税率だという所にある。また、一過性の小手先のプレミアムなど何の意味も持たない。
私案はこうである。
例えばこんな感じである。3000円までの商品は5%、3001円~〇〇円までは8%、〇〇円~〇〇円までは10%、〇〇円~〇〇円までは15%ー
実施があるとすれば、細部のつめのために多様な意見の集約は無論必要である。
この私案の根底に考えたのは、同種の商品でも安価な物から高価なものまである。対応能力に合ったようなプライスゾーンで購入すれば良いのである。
一方、日常の購入時点その場で消費税は支払うわけだから、あとから何かで補填するなど政治のやるべきことではない。
こうして公平を担保すれば良い。
いずれにしても、集められた税を「心ある政権に託したい」との思いがぬぐえない。
「信なくば立たず」など軽々しく公言して欲しくないものである。